▲ Back

ALTEC 604-8HW

ALTEC 604-8HW
画像サイズ= 181,563 byte

マイケル *

1980年で生産が終わったアルニコマグネットの604-8Hを450gの鳴きの綺麗な米松ボックスにダブル駆動で収めた場合の画像をWEBアートで作成してみた。604-8Hはユニット単体で103dbの音圧を誇る高性能40cm同軸スピーカーだが、逆起電力が発生し易いのでアンプ泣かせでもある。高能率ゆへ大したパワーは必要ないが質の良い純Aクラス駆動アンプと相性が良い。

バランスの良い210gボックスの718Aに不満はないが、単発でも容積不足と感じられる部分がある。更に迫力あるパワーと音圧を得られると予測してみた。450gだと大型冷蔵庫並みの容積があるので50Wも出せば風圧を受けるような低音が出そうである(笑)これで富樫雅彦の『陽光』を聞いてみたい。


(No.114)2008/03/05/Wed/05:05

画像サイズ= 177,320 byte

マイケル *

オーディオ地獄に落ち込んでいた時、自分のイメージ通りの音を得るため最後にたどり着いたのが真空管アンプのキットだった。

だがオリジナルでは満足できない性分なのでシャシーや内部部品、線材は全て吟味して交換していった。特に信号経路の配線はビニール皮膜を取り去り裸にして絶縁性の高いガラスチューブで覆い配線を行ったので、一皮剥けたクリアなサウンドになった。

ハンダは付属していたが銀入りの高級ハンダを使った。メーカが販売している高級アンプはもう必要なくなった。今までどれだけ試行錯誤を繰返してムダなお金を使った事か…

このキットの作成で得た真空管の回路やノウハウでコントールアンプを自作するに至った。今は売り払って何も残っていない。久しぶりに販売元のホームページを覗いて画像を拝借、今ならこのように外観を改造するだろう。

電源トランスは大型を使い、整流管は離してセットする。オリジナルシャシーより少し大きくなるので改造が必要だが、別売のフロントパネル(当時はなかった)を取り付けると写真のように豪華な300Bアンプができあがる。

WEBアートでの加工画であるが、オリジナルよりもバランスが良い出来だと思う。ちなみに出力管はオリジナルのWE-300Bなどとても購入できないので、当時ベストセレクションとして売られていたゴールドエアロのマッチドペアを使っていた。ソケット部にカシオのラベルプリンタでこしらえた金文字のウエスタンロゴを貼り付けてささやかではあるが自己満足に浸っていた(爆笑)


(No.122)2008/04/05/Sat/12:34

画像サイズ= 498,232 byte

マイケル *

1986年、念願のALTEC 620Cを入手しました。ユニットはDupulexシリーズと呼ばれる604-8H(アルニコマグネット)が装着されています。14inchの同軸ユニットは世界一高価(23万)でした。当時、アメリカ製スピーカーと言えば東のJBLと西のALTECでしょうか?。

ALTECを選んだ理由は軽くて強靭なコーン紙に強力なマグネットによる高能率(これが最も魅力だった)、経年変化の少ないコルゲーションダンパー(JBLはウレタンエッジなので直ぐに傷むのが欠点)、ALTEC独自のマンタレイホーンが魅力だったからです。ドラムやトランペット、サックス等の演奏経験があるので楽器の音がしっかりと出るのもALTECに惚れた一要素です。

604同軸スピーカーの構成は515ウーハーと802ドライバーを同軸仕様にしたものです。ホーン部はタンジェリンフェイズプラグが装着されたマンタレイ(魚のエイ)ホーンと呼ばれ、ユニットの奥行きは28cmにも及びます。フェライトマグネットに替わった604-8Kからは8cm程短くなってます。

再生帯域は20〜20KHz、JBLのようにワイドレンジ志向はでなく、軽いコーン紙の鋭いピックアップで低域から中域の歯切れ良さと音離れは見事でした。ちなみに部屋で周波数測定をしてみましたが20Hz〜20KHz辺りまでほぼフラットな特性でした。但し同軸スピーカー故、点音源となるのでリスニングポイントは一点に限られました。

能率は103db/w と驚異的なのでアンプはパワーを必要としません。8Wもあれば大音量で鳴ります。ただピーク時に余裕を持たせたほうがのびのびと鳴るのでA Classの80Wあたりが良いです。100dbを超える出力音圧が得られるスピーカーはALTECが殆どでした。また、ウエスタンジャズのレコーディングモニターとして活躍していた同軸なのでジャズの再生は正に水を得た魚のように活き活きと鳴っていました。ボーカルも非常に生々しく、ドラム等のアタック音の余韻は見事でした^^モニタースピーカーなので色付けは少なくジャズのみならずクラシックやロック、フュージョンも得意でした。後に映像系を揃えてゆきそのポテンシャルの広さに驚きました。

縦に細長いバフレスポートは只の開口部に過ぎません。アッテネーターはミッドとハイの切り替えになっていて、堅牢なボックスに納められています。コンデンサやコイルは振動防止措置が取られています。ボリュームは碍子をベースとした一種の電流制御ボリュームに近く、ガリの発生は皆無でした。内部配線はWEのスズメッキ線が使用されていました。改造箇所はアッテネーター端子を使用せず半田で直付け、入力端子はYラグが使用できるように大型端子と交換、ユニット固定ネジを4本追加して均一トルクで締めるチューンを施したくらいですが、それだけでもかなり良い方向へ向かいました。

重量が65Kgあるので簡単にセッティングが行えません。色々と試行錯誤を繰り返した結果、パーチクルボード(25mm厚)を敷いた上に直置きのセッティングが最も良い結果となりました。

日本製のように作りは丁寧で綺麗とは言えませんが何年経過しても飽きが来ないばかりか愛着が増すのは流石に世界のALTECと呼ばれるだけあります。2001年にオーディオを全て手放して何も残っていませんが、このスピーカーで聞いた音楽の感動はずっと心に残っています。


(No.125)2009/04/20/Mon/20:19

 Name 
 Mail 
 Web 
 Comment 
 Font 
 Up-File 
 Pass